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●戦略型脱出サバイバルゲームZoLa making3

●各要素その2

 敵をどうするのか、具体的なイメージを想像した時、正体不明が一番不気味なのはそうだとして、これも、何故そう考えたか元をただせば、映画初代エイリアンだと気づく。

 映画では、なかなかその全体像を映さず、多関節で昆虫的なフォルムの一部と、シルエットによる動きの不気味さで盛り上げているなと、そう感じたのだ。

 ではこのゲームではどうするか。

 具体的にイメージするには、ゲームの詳細が決まっておらず、その形はある程度ルールに依存する為、適当というわけにもいかない。

 何故なら、アイテムを決める際、それが敵にどう効果を及ぼすのか、ルールと想像が一致している必要があるからだ。具体的には、もしエイリアンが敵だとしたら、<水>というアイテムを用意したところで、役にはたたないのだ。

 これは実際のゲームでも具体的な記述は行っていないが、「緑色の何か」としている。最終的にはエリアを汚染するという設定がある為、無重力で浮いて移動する液体に近い発光物と想定してるが、この時点では仮名称として、グローと呼び始めていた。

 またゲームの仮名称をグリーングローとしている。これはゲームイメージが緑色の為である。







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●戦略型脱出サバイバルゲームZoLa making2

●どう世界観を決めていったか

 SFであっても、現実の延長線上にないと、行く先はファンタジーの二の舞なので、突飛なものは避けた。また、地上を舞台にした場合、外側からの介入要素が多くなる懸念があった。

 要は「普通は~じゃね?」「電話で助け呼ぶだろ普通」とプレイヤーが遊んでいる最中、しょっちゅう感じてしまうようでは、ゲームに集中して予測するという行為を、阻害してしまうと考えたのだ。たまなら良し。許可。

 となると手っ取り早いのは、何らかの箱庭系にしてしまう事である。

 この時、屋敷に閉じ込めてホラー物でいくのもありかと考えたが、実はホラーは去年からやり始めて結局形になっていない事からも、あ、これ地雷だ、と考えを初志貫徹、SFで行くと腹据える。

 SFで屋敷や孤島という設定がで説得力を持たせる事が出来ず、よしっ、じゃあ宇宙だ、と決まる。

 宇宙であれば、自動的範囲は狭められ、外からの介入要素も、限定的。もしくは排除できる為、理想の状況なのだ。


●各要素を決めていく

 宇宙でSFモノと決まって最初に思い浮かんだのが、映画エイリアンである。

 その初代は、ギーガーデザインのエイリアンから、逃げて脱出するというという内容だった。今や古典的ストーリーだが、夏程いいかもしれないと。

 戦略ゲームを作るとしているが、この時点では具体案はまだ無く、敵を出す事で緊張感のあるシチュエーションが作れると考えたのだ。

 出だしのイメージがエイリアンであった為、敵はかなり強い存在を想定し、1匹とこの時点では決めた。

 ではそれに対応するプレーヤーキャラをどうするか。

 この時SF映画的な発想になっており、大作や名作でないなら、B級映画の雰囲気もいいな、という気になってきていた。

 B級といえば、エロとホラーである。そこから敵の存在を、何となくエロティックにできはしないものかと考える。と同時にプレーヤーキャラを男女のペアにして、好きな方を自キャラにし、残りをパートーとして操れる、2キャラ体制にしようと決める。どちらにも個性をつけてプレイに差が出るようにしようと、ステータスを持たせる事にする。まず、敵がいるならライフは必要だろうと、そしてキャラ差で、男女となると、力の差が真っ先に思い浮かぶ。しかしこれを単純に恋撃力と紐づけると、男キャラを選ぶのが特になる懸念があった。素早さについても同じ。

 となるとステータスの影響は、戦闘以外に及ぼすものの方が都合が良い事になる。

 その結果、

ライフ:0になると死亡または気絶。

メンタル:0になるとエイリアン化。

ストレング:荷物保持量。0になると気絶。

という内容になった。







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●戦略型脱出サバイバルゲームZoLa

 クリアーまでの動画を作り終えるのに時間がかかっているのと、尺が長くなってきたので、一旦途中で切ってアップする事に。そろそろ実物を使ったプレイの記事なども上げていきたいところだが、意外と時間が無い。うーん。








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