●戦略型脱出サバイバルゲームZoLa メイキング19
●テストプレイとターン数とポイント
さらにテストプレイを繰り返す。63ターンでぎりぎりクリアしたり、少し余裕があったりを繰り返すが、慣れてくるとほぼクリア可能となった。 高ポイントを狙ってもだ。
この時点では理論値上の最高ポイントは600前後であった。ボーナスの割合も低く、アベレージで400後半であった。
悪くはないが、今回のゲームコンセプトの主軸である、戦略性からいえば、それがポイントに反映されていると、言い切れない状況であった。
何故ならば、それ程深く考えなくても、ポイントが極端に低くなる事がないからだ。手を抜いた分、ポイントが低くならなければ、ひるがえって達成感も低いものになる。
厳しくし過ぎれば、それはそれでやる気を阻害するが、ここでいう厳しさは、高ポイントについてのみである。クリア自体は正直ポイントを無視すれば、簡単にできる。
ポイントのルールを見直す事になるのだが、これはターン数と切り離せない問題であった。何故なら「後nターンあればさらにポイントを~」という状況こそ、戦略性が発生した状態だからだ。
そこでさらにテストプレイを重ね、現在の55ターンとなった。
ポイントのルールは最後まで悩む事になる。仮に999を上限としていたのだが、これの所為で、努力の結果が上振れしないのだ。この時は890位が理論値上限で、グローを絶滅した際のボーナスポイントもあった。
だがこのゲームで一番の難所は、エリアパージである。なのでそれを最も高いポイントにして、他の紆余曲折を経て、現在のポイント制となった。
本当に繰り返し思考した結果であった。
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